
<ナショナルズ-ブルワーズ>◇2日(日本時間3日)◇ナショナルズパーク
メジャー再昇格を果たしたナショナルズ小笠原慎之介投手(27)が、リリーフで3回0/3を2失点だった。
1日(同2日)にリリーバーとしてメジャー再昇格。2-5の5回から2番手で登板した。
先頭イエリチにカウント3-1から四球を与えるも、1死からパーキンスを直球で投ゴロ併殺。打球速度99・3マイル(約160キロ)の痛烈な打球だったが、好フィールディングで自らを救った。
6回も先頭チュラングに右前打で出塁を許し、1死からオルティスの三ゴロをハウスが失策。1死一、三塁のピンチを迎えたが、ロックリッジをフルカウントからの91・7マイル(約148キロ)の直球で空振り三振に仕留めると、コントレラスは中飛に打ち取り失点を許さなかった。
7回も先頭ボーンに中前打を浴びるも、イエリチをスライダーで空振り三振。コリンズは高めの直球で遊ゴロ併殺打に仕留めた。
小笠原は8回のマウンドにも上がったが、パーキンスとチュラングに連続二塁打を浴び失点。サイグラーに内野安打を許して無死一、三塁としたところで降板した。3番手リバルタが犠飛で失点し、小笠原の自責は2となった。
3回0/3を60球、5安打1四球2失点で、2奪三振の内容だった。今季は3試合に登板して0勝1敗、防御率8・38とした。
小笠原は昨オフに中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年総額350万ドル(約5億800万円)で契約。7月6日のレッドソックス戦でメジャーデビューしたが、3回途中4失点で黒星を喫し、12日のブルワーズ戦でも4回3失点と振るわず13日にマイナーに降格した。メジャーでは2試合で0勝1敗、防御率9.45。
3A降格後は2試合で計10回を投げ2失点と好投した。3Aでは今季5試合で2勝1敗、防御率3.60。