
<慈善試合:神戸ドリームス4-3ワールドドリームス>◇2日◇ノエスタ
ヴィッセル神戸は2日、クラブ30周年記念チャリティーマッチ「レジェンドマッチ」を行った。
30分ハーフで行われた一戦は、ワールドドリームスが先にスコアを動かした。
前半6分、MF森岡亮太氏(34)とFWレアンドロ氏(40)がつないだボールにMFボッティ氏(43)が抜け出して、右足でゴール右に流し込んで先制。同10分には、FW田中順也氏(38)が持ち込んだボールから、ゴール前のレアンドロ氏がワントラップから豪快に右足で蹴り込んでリードを広げた。
2点を追う神戸ドリームスは後半9分にFW岡野雅行氏が抜け出し、ワールドドリームスDF槙野智章氏に倒されてPKを獲得。これを同10分にカズが決めた。
1点差とされたワールドドリームスは同16分には左サイドから朴氏がクロスを入れると、FW田代有三が頭で飛び込んでチーム3点目。現役時代をほうふつとさせる豪快弾を披露した。
食い下がる神戸ドリームスは同26分に再度1点差に迫る。左クロスからMF三原雅俊氏がワントラップから左シュート。DFに当たったボールがゴールに吸い込まれ、頭上に手を伸ばしてクルクルと回る“三原ロール”のパフォーマンスで喜んだ。
その4分後には、三原氏のパスを監督兼選手の永島氏がワンタッチでラストパス。これを今も現役のFW渡辺千真が決めて同点とすると、同アディショナルタイムには再び渡辺が決めて、逆転。最後に逆転弾を決めた。