
春夏連覇を狙う横浜(神奈川)が2日、甲子園練習を行った。選手たちはキビキビした動きで、2カ所からのノック、シートバッティング。最後は4投手が並んでマウンド付近からピッチングを行い、15分を終えた。
村田浩明監督(39)は「神奈川県大会後、コンディショニング調整をしてきた。今日は15分の実戦練習で1~2時間くらいの中身のある練習にしよう、と取り組んだ。選手たちの顔も動きもよかったと思います」と笑顔で振り返った。
前日には大阪到着後、全員で甲子園球場に足を運び、まずは球場を1周し、バックスクリーンから球場全体を見渡し「甲子園に戻ってきました、とごあいさつしました」と村田監督。その後、全員で甲子園球場隣にある素盞嗚神社で参拝した。
奥村凌大内野手(3年)は「また甲子園に戻ってこられました、とご報告をして、全員で一戦必勝をお願いしました」。また、為永皓内野手(3年)は「チームが目標にしてきた春夏連覇ができるように、とお願いしました」と、それぞれの願いを込め手を合わせた。
横浜、夏の甲子園が静かに幕を開けた。