
<レイズ-ドジャース>◇1日(日本時間2日)◇ジョージ・M・スタインブレナーフィールド
ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が、新人アレックス・フリーランド内野手(23)の好守をたたえた。
この日は5回まで4安打無四球無失点の好投。5-0の6回には、1死から遊撃手ムーキー・ベッツ内野手(32)の悪送球で走者を背負うと、2死二塁からモレルに三塁線へ鋭い打球を許した。この打球に対し、メジャー出場2試合目のフリーランドがダイビング。グラブに打球を当てて長打を防ぎ、失点を防いだ。
このプレーにカーショーは、14歳年下のフリーランドを指さして感謝。7月には味方野手の緩慢なプレーに怒りを見せるシーンが相次いだが、ルーキーの気迫のプレーをたたえた。
カーショーは2死一、三塁からデルーカを中飛で無失点。37日ぶりの白星となる5勝目の権利を手に、7回からジャスティン・ロブレスキ投手(25)にマウンドを譲った。
6回を88球、5安打無四球無失点3奪三振の好投を見せた。
フリーランドは、22年ドラフト3巡目でドジャースへ入団。今春のキャンプには招待選手として参加し、10試合で打率3割、1本塁打をマークした。今季は3Aで93試合に出場し、打率2割5分3厘、12本塁打、71打点を挙げた。
7月30日(同31日)のレッズ戦でメジャーデビューすると、家族の前で初安打。この日はメジャー初打点となる適時打を含む2安打を放っている。