
<ヤクルト2-3阪神>◇1日◇神宮
ヤクルト高津臣吾監督(56)は悔しさをにじませた。
1点を追う9回に1度は同点に追い付いたが、延長10回に力尽きた。接戦での黒星に「詰めの甘さ…。向こうの方が粘りがあって、よく考えてプレーしていた」と話した。
阪神伊藤将とは3度目の対戦だった。これまで2戦2敗だった左腕に7回1失点に封じられ、「何とか三度目の正直と思ったのですが…。2度あることは3度だった」と唇をかんだ。
1点を追う9回は1死一、二塁から代打宮本が左前適時打を放ち、1度は土壇場で試合を振り出しとした。高津監督は「何とか食らいついていこうという姿勢は非常によかった。いいところで1本を打ってくれました」と左の代打の切り札をたたえた。