
<ヤクルト2-3阪神>◇1日◇神宮
ヤクルトが1度は土壇場で追いついたが、延長戦で阪神に競り負けた。
延長10回。大西が2死二塁から阪神佐藤輝に決勝適時二塁打を浴びた。右翼手・丸山がグラブに当てたが、わずかに及ばなかった。
1度は土壇場で追いついた。1点を追う9回に粘った。阪神岩崎を攻略し、試合を振り出しにした。1死一、二塁から代打宮本が同点の左前適時打をマーク。守護神から1点を奪った。
2点を追う7回は1死三塁から右膝後十字靱帯(じんたい)損傷から3カ月ぶりの1軍復帰の長岡の二ゴロの間に1点を返した。延長まで持ち込んだが、10回に力尽きた。
6月17日楽天戦以来の先発だった高梨裕稔投手(34)が5回5安打1失点(自責0)と試合をつくった。1回に味方の失策と自らの暴投が絡んで1失点したが、2回から5回までは4イニング連続でゼロを並べた。6回は2番手の小沢が1失点を喫した。延長戦を落とした。
まだ最下位に沈む中で、7月は12勝6敗2分けと勝ち越した。8月に入って、さらなる反攻をかけたかったが、8月の初戦を落とした。