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【高校野球】来春公式戦からのDH採用、全会一致で賛成 学生野球全体の流れ踏まえ決定


※写真はイメージ

日本高野連は1日、大阪市内で令和7年度第4回理事会を開催し、来春の公式戦から指名打者(DH)制を採用すると発表した。

理事会では全会一致で賛成。出場機会の創出、投手の健康対策の推進、大学リーグでも来春から東京6大学と関西学生を含む全27連盟で採用されたことによる、学生野球全体の流れを踏まえて、今回の決定に至った。

井本亘事務局長は「1人でも多くの部員が試合に出る機会が創出される。それが一番大きい。いろんな個性を伸ばして多様化の時代。打撃が得意な選手がいて、試合に出るところにつながるんじゃないか」と効果を期待した。

来春からの実施となった点については「ルール変更はシーズン途中ではなく、新しいシーズンから採用したほうが混乱も少ない」と説明した。

昨年12月に設置された「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」では7回制も議論してきた。7回制よりも早く導入したことについては「いろんな議論をしながら慎重に進めないといけない。DH制が先に結論に至った。決まった時点で取り入れようかというところ」と話した。

国内のアマ野球界では社会人野球に加え、大学でも東京6大学と関西学生が来春から導入。全日本大学野球連盟に加盟する全27連盟で導入することになっている。国際大会やメジャーリーグ、パ・リーグも導入しており、高校野球以上のカテゴリーでは残すはセ・リーグのみとなった。

【高校野球の主な改革・負担軽減策】

◆甲子園出場選手の肩、肘検査が始まる(93年夏)

◆延長戦は15回で打ち切り、引き分け再試合に(00年春)

◆準々決勝翌日に休養日設定(13年夏)

◆タイブレーク制採用。当初は延長13回から開始。23年以降は10回から(18年春)

◆準決勝翌日にも休養日設定(19年夏)

◆投手に1週間500球の球数制限(20年春)

◆白色スパイクの使用可(20年春)

◆夏の3回戦2日目翌日にも休養日設定(21年夏)

◆継続試合採用(22年春)

◆ベンチ入り18人から20人に拡大(23年夏)

◆5回終了時にクーリングタイム新設(23年夏)

◆投手の負担軽減などを目的に低反発バット移行(24年春)

◆夏の一部日程で午前と夕方に分ける2分制採用(24年夏)

◆開会式午後4時から。ノック時間を7分→5分に短縮し、希望すれば行わないことも可能(25年夏)

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