
8年ぶりに甲子園に出場する開星(島根)が1日、甲子園練習を行った。野々村直通監督(73)はベンチから選手の動きをじっと見つめた。11年夏以来の甲子園に戻り、「いやあ、懐かしいですね」と感慨深げだった。
今大会は朝夕の2部制となる日程があり、第4試合となれば午後6時45分開始予定となる。練習試合や練習ではナイターの経験はなく、「ある意味高校生はやらないので、記念にはなりますよね。ナイターもキレイだしね。とにかく甲子園でできるのがご褒美なんでね。本当に感謝して、どんな状況だろうと精いっぱい全力でやるというだけでね。私も連れてきてもらっただけで感謝ですから。素直に従おうと思います」と話した。
指名打者(DH)制に関しては「大学もプロもやってるし、僕は大賛成。出番のない子が生きてくるし」と賛成派だとした。「バッティングが得意な子はいるんですよ。今この大会にいるんですよ。この大会から指名打者作ってくれないかな(笑い)」とまさかの要望。「打つしかできないけど、すごい特徴じゃないですか。それを見てもらうのは大事だと思います」とバッティングを生かすために指名打者として4打席立たせたい考えを話した。