
<阪神3-6広島>◇31日◇甲子園
阪神熊谷敬宥内野手(29)が2試合連続打点をたたき出した。2点を追う4回2死三塁の第2打席。2夜連続粘りの打撃で食らいついた。広島先発の森に4球で2ボール2ストライクと不利なカウントに追い込まれたが、ファウルで粘り、10球目の146キロ速球を捉えて一、二塁間を破った。三塁走者の大山をホームにかえし、3-4と1点差に迫った。
前日7月30日の広島戦(甲子園)の8回2死満塁でも広島松本に9球投げさせ、粘った末に中前への適時打にした。2試合連続打点に加え、遊撃守備でも4回1死満塁でファビアンの三遊間への痛烈なグラウンダーをダイビングで捕球。倒れ込みながらもすぐさま二塁に送球し、ピンチ拡大を防いだ。打って守って、さらに粘り強さで存在感を発揮。「またチャンスで打てるように、チャンスメークできるようにしっかりやっていきたいなと思います」と起用に応えていく。