
<イースタン・リーグ:西武0-4DeNA>◇31日◇ベルーナドーム
DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、早ければ5日からの9連戦で1軍デビューする可能性が7月31日、浮上した。
この日はイースタン・リーグの西武戦(ベルーナ)で加入後2度目の先発マウンドに上がり、3回46球無安打無失点。「3イニングは数年ぶり」と力配分も意識しながら、最速は155キロ。全球種を投げ「及第点」と振り返った。
初回には西武平沼をスプリットで空振り三振に仕留め「NPBはあの辺まで振る」と大リーグとの違いを確認。ストライクゾーンを審判に確認する場面もあり「擦り合わせていく」と見据えた。着々と“日本仕様”に仕上げてきている。
前回の同26日ロッテ戦では、最速156キロの全球ストライク投球を披露した。日本では1017日ぶりのマウンドで、1回を5球で3者凡退。そこから中4日で「予定通り」の3回を投げ「(次は投球回が)伸びると思います」。登板予定の6日のイースタン・リーグ巨人戦(横須賀)をへて、DeNA藤浪としての1軍デビューとなりそうだ。