
<レッズ-ドジャース>◇30日(日本時間31日)◇グレートアメリカンボールパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、予定の4回を投げきれず、3回0/3を5安打1四球2失点4奪三振で緊急降板した。
1回に昨季の同僚ラックスに二塁打を浴びると、「大谷ファン」のデラクルスに適時打を献上。2回にもピンチを招いたが、追加点は許さなかった。直球の最速は101マイル(約163キロ)で、多投したスイーパーにも強弱を付けた。
フリーマンの2ランで逆転した4回、2球連続の暴投など突如制球を乱して途中降板。無死一、三塁でスティアを2ボールとしたところで降板した。3回0/3を51球だった。
今季は試合前時点で6試合に登板して0勝0敗、防御率1・50。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
球種別の割合は多い順に、スイーパーが29球、直球が16球、ツーシームが4球、スプリットが1球、スライダーが1球だった。
【今季7試合の投球割合(多い順)】
◆6月16日(同17日)パドレス戦 スイーパー:10球、直球:9球、ツーシーム:8球、スプリット:1球
◆22日(同23日)ナショナルズ戦 スイーパー:7球、直球:6球、カットボール:3球、スプリット:2球
◆28日(同29日)ロイヤルズ戦 直球:11球、スイーパー9球、スライダー4球、ツーシーム:2球、カットボール1球
◆7月5日(同6日)アストロズ戦 直球:14球、スライダー:9球、スイーパー:5球、ツーシーム:1球、カットボール:1球、スプリット1球
◆12日(同13日)ジャイアンツ戦 直球:23球、スイーパー:5球、カットボール:4球、スライダー:3球、ツーシーム1球
◆21日(同22日)ツインズ戦 直球:28球、スイーパー:8球、スライダー:5球、スプリット:4球、カットボール:1球
◆30日(同31日)レッズ戦 スイーパー:29球、直球:16球、ツーシーム:4球、スプリット:1球、スライダー:1球