
<ツインズ1-13レッドソックス>◇30日(日本時間31日)◇ターゲットフィールド
レッドソックス吉田正尚外野手(32)が、今季13試合目の出場で待望の第1号本塁打を放った。
敵地でのツインズ戦に「7番DH」で2試合ぶりに先発出場し、12-1の大差で迎えた9回無死走者なしの第5打席。1ボールから、この回途中から登板した野手クレメンスの高め51.6マイル(約83.0キロ)を引っ張り、右翼スタンドに突き刺した。打球速度103.4マイル(約166.4キロ)、飛距離370フィート(約113メートル)。サイ・ヤング賞7度の名投手ロジャー・クレメンスを父に持つ相手からの1発で、本塁打は昨年9月13日の敵地ヤンキース戦で放った10号2ラン以来となった。
振り逃げで出塁した4回は今季2盗塁目を決め、4-1の5回2死満塁で迎えた第3打席では一、二塁間を抜ける2点適時打を放ち、この日は5打数2安打3打点、1盗塁。今季13試合で打率2割3分9厘、1本塁打、4打点、OPS.625となった。
レッドソックスは6回までに6点を奪い、9回には5点を追加して13-1で大勝。投げては先発右腕ベロが7回1失点と好投し、今季7勝目を挙げた。チームは2連勝で今季59勝41敗となり、ア・リーグ東地区では首位ブルージェイズと5ゲーム差の3位、ワイルドカード争いではプレーオフ出場圏内の2位に位置付けている。