ロバーツ監督「確かに球が見えていなかった」大谷翔平５打数無安打４三振もド軍は逆転で２連勝

ドジャースのロバーツ監督（2025年7月撮影）

＜レッズ4－5ドジャース＞◇29日（日本時間30日）◇グレートアメリカンボールパーク

ドジャース大谷翔平投手（30）が「2番DH」でスタメン出場し、5打数無安打4三振と、6月17日のパドレス戦以来、今季2度目となる1試合4三振を喫した。前日まで連続安打試合は「9」でストップした。

先発左腕ロドロに対し、初回はカーブで空振り三振、3回は速球を見逃し三振、5回はカーブで空振り三振。

第4打席は、救援右腕アッシュクラフトの内角へのスライダーに空振り三振。

9回は、救援右腕パガンのスプリットをうまく拾ったものの、右飛に倒れた。

ドジャースは7回に2点差を追い付き、9回に3番スミスの適時打で勝ち越して連勝した。

試合後のデーブ・ロバーツ監督（53）は「とても質の高い打席が多かった。ブルペンもファンタスティックだった」とチーム一体の勝利を強調。その一方で、大谷に関しては「今夜は確かに、（先発）ロドロの球が見えていなかった。特にこの（狭い）球場では右翼に打つ必要はない。明日は広角に打つように戻すことだ」と復調に期待した。