東地区最下位のオリオールズ、メジャー記録に並ぶ５犠飛 「４本塁打＆５犠飛」は史上初

3回、犠牲フライを放つオリオールズのムリンス（ロイター）

＜オリオールズ16－4ブルージェイズ＞◇第1試合◇29日（日本時間30日）◇オリオールパーク

オリオールズが、ブルージェイズとのダブルヘッダー第1試合でメジャー記録タイとなる5本の犠飛を記録した。

初回、4番オニールと6番ムリンスがそれぞれ犠飛を放って2点を先制。3回には5番ウリアスと再びムリンスが犠飛をマークし、15－4の8回には途中出場のホリデーが犠飛を放った。

MLBによると、犠飛が公式記録となった1954年以降、1試合で5犠飛を記録したのは88年マリナーズ、06年ロッキーズ、08年マリナーズに続いて4度目で最多タイ。また、オリオールズはこの試合で4本塁打を放っており、「4本塁打＆5犠飛」を記録した初めてのチームとなった。

オリオールズはこれで4連勝を収めたが、今季49勝58敗で依然としてア・リーグ東地区最下位。一方のブルージェイズは今季63勝45敗で地区首位だが、最下位相手に手痛い連敗となった。