
<日本クラブユース選手権(U-18):名古屋0-2仙台>◇29日◇準決勝◇三ツ沢公園陸上競技場
ベガルタ仙台ユースが名古屋グランパスU-18を破り、クラブ史上初の決勝に進出した。前半4分と27分に逸材のエースFW古屋歩夢(3年)が計2得点する活躍。前回ベスト4の15年大会は準決勝で敗退していたが、ちょうど10年後に壁を破った。
柏レイソル、湘南ベルマーレなどでプレーしたMFで、仙台市出身の加藤望監督(55)が、就任1年目でファイナルまで導いた。
ニッパツ三ツ沢球技場で行われた準決勝もう1試合は、高円宮杯プレミアリーグEASTで首位を走る鹿島アントラーズユースが、FC東京U-18を1-1からのPK戦4-2で勝利。前半38分に鹿島が10番のMF平島大悟のゴールで先制し、東京も後半30分にFW尾谷ディヴァインチネドゥの得点で追いついた後、PK戦で決着した。
31日の決勝(ニッパツ)では、ともに初優勝を懸けて鹿島ユースと仙台ユースが対戦する。