
全国高校野球選手権の地方大会は29日、西東京、徳島、愛媛で決勝が行われ、全49代表が決まった。
西東京は日大三が8-4で東海大菅生を破り、2年ぶり20度目の出場。
徳島大会は鳴門が4-0で鳴門渦潮を破り3年ぶり15度目、愛媛大会は済美が延長10回4-3のサヨナラで松山商を破り、7年ぶり7度目の出場を決めた。
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【49代表校アラカルト】
◆初出場 叡明、聖隷クリストファー、豊橋中央、未来富山、綾羽の5校。いずれも春夏を通じ初出場。昨年も5校だった。
◆最多出場 北海の41度。夏の41度は全国最多記録を更新した。歴代2位の松商学園も38度目の出場を決めた。
◆連続出場 大会連続出場は16校。明豊の5年連続が最長。
◆春夏連続出場 11校。昨年の9校より2校多い。今年のセンバツにも出たのは花巻東、聖光学院、健大高崎、横浜、山梨学院、敦賀気比、東洋大姫路、天理、智弁和歌山、西日本短大付、沖縄尚学。
◆復活 最長の出場ブランクは青藍泰斗の35年ぶり。前回は葛生(くずう)の校名で90年に出場した。
◆私立優勢 私立43校、公立6校。
◆V経験校 日大三、横浜、県岐阜商、天理、智弁和歌山は春夏ともに優勝を経験。健大高崎、山梨学院、敦賀気比、広陵、鳴門、済美、沖縄尚学は春に、仙台育英、松商学園、京都国際、東洋大姫路、西日本短大付、佐賀北は夏に優勝経験がある。
◆春夏連覇なるか 横浜は18年大阪桐蔭以来8校目(9度目)の春夏連覇を狙う。
◆夏連覇挑戦 京都国際は05年駒大苫小牧以来、7校目の大会連覇に挑む。