
夏の甲子園出場を目指す高校野球の各地方大会は19日、全国各地で熱戦が繰り広げられた。
南北海道大会準決勝は、04、05年の夏の甲子園で日本一に輝いた駒大苫小牧が、3-8で北海に敗れた。夏は田中将大投手と早実・斎藤佑樹投手が決勝で投げ合った06年の翌年、07年以来となる出場を目指したが、あと2勝届かなかった。
埼玉大会4回戦は17年に甲子園を制した花咲徳栄が、延長10回タイブレークで1-5で昌平に敗れた。昨夏の県大会決勝と同カードになった一戦で、サヨナラ満塁本塁打を浴びた。
千葉大会3回戦は、銚子商が0-6で習志野に敗戦。互いに甲子園で全国制覇した経験がある伝統校同士の一戦に、内野スタンドは満席に。外野を開放する熱気に包まれた。
栃木大会3回戦は、夏の甲子園3度出場の白鴎大足利が1-2で文星芸大付に敗戦。
山口大会3回戦は12年センバツに出場した早鞆が5回コールド7-21で下関国際に敗れた。2年ぶりの甲子園を目指した宇部鴻城は6-7で宇部商に敗戦。
熊本大会準々決勝は、春夏6度甲子園に出場した秀岳館が1-5で東海大熊本星翔に敗れた。