
8月5日開幕の全国高校野球選手権に出場する金足農(秋田)が29日、同校で甲子園出発式を行った。学校関係者、父母会ら約150人が集まり、ナインたちを送り出した。
中泉一豊監督(52)は「甲子園では金足農業高校の代表として、秋田の代表として感謝の気持ちと、これまでやってきた思いを胸にしっかり刻んで、人としてチームとして戦ってきます。今を未来につなげる夏にしたいと思っております」と力強くあいさつした。
昨年夏も甲子園の土を踏み、チームを束ねてきた佐藤晃真主将(3年)は「自分たちらしい野球で後悔のないように戦ってきます。そして、再び甲子園に金農旋風を巻き起こします」と高らかに誓った。
ナインと指揮官たちは、吹奏楽部の生演奏と熱いエールに背を押され、聖地へと旅立った。