
来日中のリバプールの絶対エース、エジプト代表FWモハメド・サラー(33)が、神対応でファンのハートをわしづかみにした。
プレシーズンマッチ「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025」で横浜F・マリノス戦(30日、日産スタジアム)との対戦に向け、29日に千葉県内で練習した。練習は一般非公開だったが、会場の敷地には熱烈なサポーター約50人が集結。練習終了後、施設の入り口に横付けされたチームバスを約30メートル離れた区画から見守っていた。
バスを乗り込む前に親日家として知られるサラーは自らサポーターのところへ歩み寄り、気軽にサインに応じた。突然のファンサービスに炎天下で待ち続けていたサポーターは歓喜した。約20人ほどが幸運に恵まれた。
サインをもらった3人組の高校生は興奮が収まらなかった。「目が合ったらこっちに来てくれた。今は受験勉強の真っ最中ですけど、(塾を)抜けてここに来て良かった。最高です」。サラーの大ファンという1人は「3年前から大ファン。どんな試合も引っ繰り返す、あの熱量がすごい。やばいですね」と満面の笑みで話した。