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【オールスター】阪神森下翔太「両球場で打てれば」初舞台狙う2戦連発とホームランダービー優勝


マイナビオールスター2025の前日イベントで笑顔で肩を組む、左から阪神森下、日本ハム万波、オリックス太田(撮影・前田充)

夢の舞台でも主役はオレ! 阪神森下翔太外野手(24)が、初球宴での2戦連発と、ホームランダービー優勝を狙う。22日、大阪市内で「マイナビオールスターゲーム2025」(23日=京セラドーム大阪、24日=横浜スタジアム)の前日イベントに出演した。両リーグ最多得票の若きスラッガーは、パ最多得票の日本ハム万波にハマスタで高校時代に敗れた苦い過去がある。猛虎の首位独走をけん引する森下が自慢の長打力と勝負強さを発揮し、全セも引っ張る。

   ◇   ◇   ◇

強い西日が差し込んだイベント会場。森下は言葉に力を込め、多くの野球ファンからの拍手を浴びた。舞台はホームゲームも行う京セラドーム大阪と、地元の横浜。「両球場でホームランを打てれば、自分的にもファンの皆さま的にも、喜んでもらえるかなと思うので頑張ります」。虎の3番打者が、夢の祭典での2戦連発を予告した。

「オールスターは狙う場所だと思うので。ヒットではなくホームラン。三振したらごめんなさい」

ともにイベントに参加した万波は、同学年で横浜高出身。森下は東海大相模高出身で、2年夏にはハマスタでの神奈川大会決勝で対戦し、敗れている。「しのぎを削った球場。思い出の地で、お互いプロ野球選手になってプレーできるというのは」と感慨深げ。万波も「一番負けられないライバル高校のど真ん中にいた」と言えば、森下は「夏は横浜高校に持っていかれた。ここでいいところを見せたい」。自身はファン投票で両リーグ最多得票。万波もパ・リーグトップ。主役の座を譲るつもりはない。

高卒で先にプロ入りした万波は、刺激を受けてきた存在だ。今季はともに16本塁打でそれぞれのリーグ2位となっている。「自分自身もっともっと打ちたい。(万波)中世も今の結果に満足していないと思う。お互いを意識するわけではなく、目標に向かってやっていった結果、ライバル意識をするような形につながれば刺激を受けあえる」と理想の形を明かした。

ホームランダービーの組み合わせが発表され、1回戦は日本ハム清宮幸と対決。「パワーのある選手。ホームランバッターとして負けていられない。せっかく出るので優勝したい」。投手役は未定で「やらせてほしいとなったら、ぜひ」。頂点をともに目指す相棒を募集中だ。勝ち進めば万波と横浜での決勝で対戦。「負けないように頑張りたい」。8年ぶりに同球場で王座を奪い合うか。

球団の垣根を越えて注目される球宴。「自分という選手を生で見て感じ取ってもらえれば」。首位を独走する猛虎の主軸として、豪快アーチで全国の野球ファンを魅了する。【塚本光】

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