
<高校野球和歌山大会:智弁和歌山2-0星林>◇28日◇決勝◇紀三井寺公園野球場
ソフトバンク小久保裕紀監督の母校・星林は35年ぶりの甲子園出場とはならなかった。
準決勝から中1日で先発した最速145キロのエース則藤瑞起投手(3年)は3回表に2点を先制されるも、その後は4安打無失点。試合後は涙も見せたが「智弁に自分のピッチングが通用して楽しい試合だった」とやりきった表情を見せた。
大学で野球を続ける方針の則藤は、この夏に「点を取られても、まだまだいけると思って投げる集中力が成長した」と夏の成長を今後につなげる。