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【高校野球】プロ注目コンビ春夏とも聖地届かず…大阪桐蔭・森陽樹「終わってしまったんだ」大阪


東大阪大柏原対大阪桐蔭 東大阪大柏原に敗れた大阪桐蔭の森(中央)はベンチ前で唇をかみしめる(撮影・上山淳一)

<真夏のライラック:大阪桐蔭・森陽樹投手(3年)中野大虎投手(3年)>

<高校野球大阪大会:東大阪大柏原6-5大阪桐蔭>◇27日◇決勝◇GOSANDO南港球場

大阪桐蔭のプロ注目右腕コンビが甲子園に春夏ともに届かなかった。最速153キロの背番号10、森陽樹投手(3年)は「終わってしまったんだな」と現実を受け止められず。背番号1で最速149キロの中野大虎投手(3年)はスタンドにあいさつを終えると、こらえていた涙があふれた。「大阪桐蔭のキャプテンとして最後までやりきれた」と言葉を絞り出した。

両投手ともに粘りきれなかった。先発の森は2回に2失点。「投げミスを打たれた。そこが課題」と悔やんだ。4回から救援した中野は前日26日に101球完投勝利からの連投。仲間を鼓舞する姿勢を見せ続けたが、タイブレークで力尽き、「最後に勝てなかったのは力不足」とうつむいた。

2人が切磋琢磨(せっさたくま)して引っ張った。昨夏はともに甲子園のマウンドに上がったが、最終学年となった今年は春夏ともに聖地を逃した。森は「2人が打たれて負けて悔しい」と、今秋ドラフト候補コンビリレーでの敗戦に表情を曇らせた。

ネット裏では阪神は畑山統括スカウトら4人態勢で視察するなど、複数球団がチェック。試合後、進路について森は「今後考えます」と話すにとどめ、中野はプロ志望届を「出します」と明言した。大阪桐蔭の長身快速右腕コンビの夏が終わった。【林亮佑】

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