
<高校野球京都大会:京都国際-鳥羽>27日◇決勝◇わかさスタジアム京都
昨夏Vの京都国際は、2年連続の甲子園出場を狙う。
注目はエースの西村一毅(いっき)投手(3年)。昨夏甲子園のV左腕投手で、胴上げ投手にもなった。25日準決勝の立命館宇治戦では自己最速となる146キロをマーク。「昨夏の感覚に戻ってきた」と好調をのぞかせた。聖地まであと1勝。甲子園に優勝旗を取り戻すべく、決勝に臨む。
対する鳥羽は10年ぶりの夏甲子園出場を目指す。注目は今夏全試合で4番出場の横谷乙樹(いつき)内野手(3年)。準決勝の京都外大西戦ではサヨナラ逆転満塁弾を放ち、チームを劇的勝利に導いた。松下浩司監督(42)も「横山は精神的、技術的な柱」と太鼓判を押す。悲願の甲子園を目指し、昨夏Vの強敵に立ち向かう。