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【高校野球】神村学園V3 重圧背負った今岡拓夢主将4安打4打点「日本一を」/鹿児島


神村学園対れいめい 試合後、仲間たちから胴上げされる神村学園今岡(撮影・岩下翔太)

<高校野球鹿児島大会:神村学園15-6れいめい>◇26日◇決勝◇平和リース球場

神村学園はやっぱり今年も強かった。9点リードの9回2死一、二塁の場面。最後の打者の空振り三振を遊撃から見届けた今岡拓夢主将(3年)は右こぶしを突き上げ、一目散に歓喜の輪へ飛び込んだ。重圧から解き放たれ、ナインと思い思いに飛び跳ねる。王者の威厳を示し、大会3連覇を成し遂げた。

今岡主将 3連覇、連勝記録のプレッシャーがある中で、最後に勝ち切ることができた。すごくうれしい気持ちです。

“常勝神村”の宿命を背負い続けた。「『神村学園は勝つ』と思われている。その中でも勝ち続けないといけなかった。正直、しんどい部分もあった」。昨夏甲子園で2年連続4強入り。現3年生は入学後、県内公式戦では負け知らずの45連勝。周囲から「勝って当たり前」。強すぎるために、厳しい視線が向けられた。今大会に掲げた合言葉は「不如人和」。個人の能力ではなく、最後は団結力を重んじた。準決勝の樟南戦では2-5の劣勢から延長10回に追いつき、同12回にサヨナラ勝ち。チーム一丸で劣勢をはね返し、決勝は15-6の圧勝劇で夏8度目の頂点に立った。

今秋ドラフト候補の逸材でもある今岡主将は、決勝の大一番で4安打4打点の大暴れ。3回2死で二塁打を放ち、5回2死三塁から左前適時打をマーク。打者一巡した7回は2打席連続で中越え適時二塁打と打ちまくった。「最後の決勝戦で打てたことは良かった」と胸を張った。

「この世代で、日本一を取りたい」。自身4度目の聖地で、深紅の大優勝旗をつかみにいく。【佐藤究】

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