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アジアでフルスイング!新潟医療福祉大の小川舞「本塁打を打ちたい」女子野球アジア杯日本代表 


アジアカップでの活躍を誓う小川

「第4回BFA女子野球アジアカップ」(10月26~11月1日、中国・杭州)に出場する女子日本代表に、創部2年目の新潟医療福祉大から選出された主将の小川舞内野手(2年、開志学園出)が25日、豊栄木崎野球場で練習を公開した。自身、そして部にとって初の日本代表。本番でも持ち味の長打力を披露することを目標にしている。

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30度超えの猛暑も関係ない。公開練習で、小川はパワフルなティー打撃を披露した。持ち味はフルスイング。一振りごとに気合を入れながらライナー性の打球を連発した。アジアカップには日本、韓国、中国、フィリピンなど10の国と地域が出場する。「本番では本塁打を打ちたい。何本か…1本で!」と笑う。

22日に女子日本代表の20人が発表された。「うれしい、そのひとこと」と初代表を喜んだ。後藤桂太監督(58)は「全打席フルスイング。それが評価されたと思う」と言う。新潟医療福祉大では3番打者の三塁手。試合で小川にはサインはなし。「とにかく打て、だけ」(後藤監督)と信頼度は高い。

6月に広島で行われた代表候補強化合宿では紅白戦3試合で7打数4安打1打点。「チャンスで打てた」と手応えを感じた。周囲は年上の大学3、4年生が多かった。「練習を通じて声のかけ方やチームワークなど、勉強になることばかり」と日本女子のトップレベルから受けた刺激も収穫だった。

創部2年目のチームをけん引する主将でもある。5月の全日本大学女子硬式野球選手権高知大会ではチーム初の8強入りの原動力になった。開志学園2年の時に全国高校女子硬式選手権で準優勝。甲子園での決勝も経験している。冗舌な方ではない。その分、練習から背中を見せてきた。300球のティー打撃は日課。オフでも素振りを欠かさない。練習、試合では誰よりも大きな声をグラウンド、ベンチで出す。

野球への積極的な姿勢は代表でも重要なアピールポイントになる。選ばれただけで満足はしていない。「アジアで優勝したい」。そこに貢献する自分のプレーをイメージはできている。【斎藤慎一郎】

◆小川舞(おがわ・まい)2006年(平18)2月4日生まれ、宮城県出身。鹿島台小4年から野球を始める。鹿島台中では軟式の女子クラブ、宮城デイジーズに所属して1年の時に全日本中学女子軟式大会で優勝。開志学園に進み1年からレギュラー。2年の時に全国高校女子硬式選手権で準優勝。新潟医療福祉大の女子硬式野球部1期生。157センチ、53キロ。右投げ左打ち。

○…新潟医療福祉大の後藤監督も小川の国際試合での活躍を期待している。自身が開志学園の監督時代から指導していた選手。「主将をやるタイプではなかったが、最近は人前できちんと話せるようになった」と成長ぶりに目を細める。創部2年での代表を輩出したことは部にもプラスが大きい。「小川は合宿で高いレベルを体験してからもっとこうあるべき、という姿をチームメートに見せている。国際大会の経験も生かしてもらいたい」と話した。

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