阪神才木浩人投手（26）が、26日DeNA戦（甲子園）で後半戦の開幕投手を務める。前回16日中日戦は6回2失点で敗戦投手も、4回まで完全投球。大事な後半戦の先陣を切る右腕は「雰囲気も全然悪くない。自分のピッチングから、リズム良くいけたらいい」と目を輝かせた。
23日にデュプランティエ主催で、今季初めて、先発投手たちが集まる「先発会」が開かれた。球宴選出の村上を除く、デュプランティエ、才木、伊原、伊藤将、高橋、大竹、中西通訳が参加。極上ステーキに舌鼓を打った。会話の内容は野球からプライベートまでさまざま。「すごく良かった。なかなか先発が集まることはない。すごく楽しかったし、いい会になった。結束は常に固い」と親交を深めた。
気になるお会計の支払いは…？ 「デュープ（デュプランティエ）が『俺が一番年上だから。先輩だから』と」。今季から加入し、奪三振リーグトップの右腕が、おとこ気を見せた。
25日は甲子園で全体練習が行われた。藤川監督はDeNA2連戦に向けて「リズム良く、が一番大事じゃないですか」と語った。初戦を託された才木は「いいスタートが切れるように。勢いをつけられるように」とやる気十分。テンポの良い投球で、首位を走る猛虎軍団を、さらに勢いづかせる。【塚本光】
