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山梨学院、鮮やか併殺にダイビング 終盤の美技で3年ぶり夏切符「1試合でも多く」平野天斗/山梨


日本航空対山梨学院 全国大会出場を決め笑顔を見せる山梨学院ナイン(撮影・小島史椰)

<高校野球山梨大会:山梨学院4-3日本航空>◇23日◇決勝◇山日YBS球場

山梨学院が堅守で3年ぶり11度目の夏の甲子園出場をつかんだ。

4-3の8回1死一、二塁。遊撃の平野天斗内野手(3年)が二遊間に抜けそうな打球を横っ跳びで食らいつき、二塁の万場翔太内野手(3年)と遊-二-一の鮮やかな併殺を完成。9回には田村颯丈郎外野手(3年)が中越えの当たりをダイビングキャッチ。終盤に2つのスーパープレーが飛び出し、1点リードを守り切った。

今春センバツでは遊撃を地肩が強い万場が務め、二塁は平野が担った。迎えた夏。強い打球にも1歩前に出て捕球できる平野の特性は遊撃の方が生きるという狙いから、2人の守備位置が入れ替わった。大一番で、効果が出た。平野は「最後のアウト1個まで取り切ることをこの1年やってきたので、集中を切らさずいいプレーができました」と満足そうに振り返った。

失策数は日本航空3に対し、山梨学院は0。大会4試合を通しても隙の無い守備からリズムを作り、準決勝の甲府工戦の1失策にとどめた。平野は「夏の甲子園は初めてですが、自分たちのプレーを変えずに1試合でも多く試合ができるように全員で戦います」。23年春に続く日本一を目指す上で、頼れる守備陣が鍵を握りそうだ。【平山連】

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