
<ドジャース7-10ツインズ>◇22日(日本時間23日)◇ドジャースタジアム
「2番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(31)が、日本人初となる4試合連続本塁打をマークした。5-10の9回、第5打席で相手の守護神デュランと対戦。3球目、100・1マイル(約161キロ)のスプリットを捉え、左越えに運ぶ36号2ランを放った。
第2打席まで2打席連続三振。第3打席は3番手スチュワートの速球に詰まり、中飛で凡退した。第4打席は右翼へ大ファウルっを放つ場面もあったが、二ゴロに打ち取られた。
この日は投手陣が踏ん張れず、2ケタの10失点。ほとんどの観客が帰路についていたが、大谷が最後に見せ場を作った。
ロバーツ監督は4戦連発の大谷について「それはグレートだ。左方向に打っているのも、素晴らしい。スコアは関係なく、彼は毎日仕事をしてくれている。4試合連続で本塁打を放ち、全て順調だ」と評価した。
また、登板翌日は打撃の調子が上がっていないと指摘する声もあったが、「まだ判断するには早すぎる。6回の登板のうち、2回は1イニングだし、今のところはあまり当てはまらないんじゃないか。周囲のノイズには影響されすぎないようにしているが、今回打ったのはポジティブなこと。今後もよく見ていく」と語った。