
<高校野球東東京大会:岩倉6-2帝京>◇23日◇準々決勝◇神宮
春夏通じて26度の甲子園出場を誇る帝京が、岩倉に敗れて11年夏以来14年ぶりの甲子園出場を逃した。
先発の黒木大地投手が、2回に先制2ランを浴びた。チームは3回までに3失点。打線が6回に犠飛で1点を返すも、7回に2点を失い、1-5の8回には痛恨のソロを許した。
これで松本剛(31=現日本ハム)や石川亮捕手(30=現オリックス)らを擁した11年夏以来、14年ぶりの甲子園出場は持ち越し。今大会は第2シードとして3回戦から登場し、新宿を12-0、成立学園を3-1、日大豊山を6-5で下していた。昨秋は東京大会の準決勝で二松学舎大付に0-7で敗退、今春の同大会は準々決勝で東海大菅生に5-7で敗れた。
帝京は春夏通じて甲子園に26度出場(うち全国制覇3度、準優勝2度)の名門。72年から監督を務め、甲子園通算51勝を挙げた前田三夫氏(76)が21年夏に勇退。同年秋には、11年からコーチを務めていた金田優哉氏(40)が監督に就任した。