
<ドジャース5-2ツインズ>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのダルトン・ラッシング捕手(24)が、試合前にドジャース専属の地元放送局「スポーツネットLA」のインタビューに応じ、大谷翔平投手(31)が投じる縦変化のスライダーに言及した。
同局のリポーターを務めるキルステン・ワトソンさんは「サンフランシスコで試合をしていた時、ショウヘイが『スライダー、バーティカル(縦のスライダー)』というコールを使っていました。みんな『どんな球を投げるんだろう』と思っていましたよ?」とラッシングに質問した。
12日のジャイアンツ戦で大谷とバッテリーを組んだラッシングは、「ブルペンでは何度か受けていたのですが、彼は試合になると気分が高まってよりハードに投げてくるんです。だからそのコールを聞いた時は『どんな変化をするんだろう』と思いましたね。そしたらバッターを三振に仕留めました。全く別の球でしたね」と振り返った。
さらに、大谷が投じるスライダーの秘密も公開。「彼はスライダーに異なるシェイプ(形)を持っていて、それを使い分けるんです。だから僕は全力で捕ったり、ブロックするだけですよ。あそこまで自在にボールを操れるピッチャーは特別です。他に誰もできないよ」と苦笑いで話した。