
<カブス4-12ロイヤルズ>◇21日(日本時間22日)◇リグリーフィールド
ロイヤルズ戦に「3番中堅」で出場したカブス鈴木誠也外野手(30)は、珍プレーもあり、4打数無安打に終わった。
クローアームストロングが右膝打撲のため、鈴木は広島時代の20年以来、メジャー移籍後初めて「中堅」で出場。「投手に迷惑かけないことだけ、考えていた」と無難にこなした。打撃では初回、カウント3-1からの自打球が股間付近をかすめ、しばらく打席を外していた間に「ピッチクロック」違反を宣告され、三振となった。鈴木はぼうぜんとしたまま、ベンチへ向かい、カウンセル監督が抗議したものの、試合は続行された。中盤に逆転されたカブスは、終盤にも失点を重ね、完敗を喫した。