【高校野球】初連覇か、初聖地か 金足農エース吉田大輝に好調の鹿角打線挑む／秋田決勝見どころ

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＜高校野球秋田大会：金足農－鹿角＞◇22日◇決勝◇こまちスタジアム

金足農が2年連続の甲子園出場を目指す。オリックス吉田輝星投手（24）の弟でエースの吉田大輝投手（3年）は、準決勝までの4試合に登板。計24回で2失点（自責1）と安定しており、準決勝のノースアジア大明桜戦では完封して勢いに乗る。打では、リードオフマンの武藤一斗内野手（2年）や3番・薮田龍人外野手（3年）の活躍がポイントとなる。

対する鹿角（かづの）は、創部2年目で初の決勝進出となった。3校が統合して誕生した公立校で、準々決勝では今春県大会Vの能代松陽、準決勝では古豪・秋田商を撃破し、快進撃を続けている。3試合で2完投の2年生エース佐藤大和投手、投打で活躍する栗山翔力内野手（3年）が軸。準々決勝までの3試合で2桁安打をマークした打線が、好投手の吉田を攻略できるかが鍵となる。

初の2連覇か、初の聖地か－。目が離せない1戦となりそうだ。