
<ヤクルト7-6広島>◇21日◇神宮
広島は球宴前最終ゲームで悪夢の逆転サヨナラ負けを食らい、3連敗で借金が7に膨らんだ。
打線は2戦連続2ケタ安打となる13安打と奮起した。1回2死二塁では4番サンドロ・ファビアン外野手(27)が先制の左前適時打。自身33打席ぶりの安打で先制点をたたき出した。ファビアンは3回にもバットを折りながら中前適時打を放った。
1点リードの5回には林晃汰内野手(24)が左翼席に2戦連続アーチとなる2号3ラン。6回にも小園海斗内野手(25)がタイムリーを決めた。
先発の床田寛樹投手(30)は6回3失点と粘投。だが2点リードの9回裏、テイラー・ハーン投手(30)が2死一、三塁のピンチを招き、赤羽に逆転サヨナラ3ランを浴びた。
いったんは2点適時三塁打と判定されたが、審判によるリプレー検証の結果、左翼ポール直撃の本塁打に判定が変更された。