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1番ベッツ、2番大谷の打順入れ替えが与える好影響の可能性 ロバーツ監督発言踏まえて考察


ドジャース対ブルワーズ 3回裏ドジャース2死一塁、2点本塁打を放つ大谷。手前は一走ベッツ(撮影・垰建太)

<ドジャース5-6ブルワーズ>◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)20日(日本時間21日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)とムーキー・ベッツ内野手(32)のコンビは完全復活するのか-。ブルワーズ戦でチームは打線をテコ入れ。トップバッターだった大谷を2番起用し、ベッツの打順を1番に上げた。3回にベッツの安打から大谷が34号を放ち、意図通りに機能したが、チームはブ軍に3連敗。今季6戦全敗の屈辱となった。ロバーツ監督の言葉を踏まえ、「2番大谷」が与える好影響の可能性を考察した。

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思い切った打順入れ替えが、今後どう影響するのか。昨年6月16日以来、399日ぶりとなる大谷の2番起用。ワールドシリーズを制覇した昨季を含め、ここまで機能してきた打線のテコ入れを行う意味は大きい。考えられるチームにとって前向きな要素とは-。

<1>ベッツの復調 7月の打率は1割8分9厘と不振にあえぐ。ロバーツ監督は「相手にとっては、ショウヘイと対戦する時に最も大事なことは走者なしで迎えること。だから、ムーキーに四球を与えるのを避けたくなるはず。カウント3-1、もしくはフルカウントから、打ちやすいボールが来る可能性はある」と相乗効果への期待を口にした。

<2>得点力アップ 1番打者の大谷は「ゲームチェンジャー」と呼ばれ、先頭打者アーチで勢いをつけられる。そのメリットはなくなるが、元々、出塁率が高いベッツが塁に出れば、大谷の長打力を生かし、得点力がさらに上がる可能性も。この日は1点先制した直後の3回2死で1番ベッツが中前打。直後に2番大谷が左腕キンタナの甘く入ったツーシームを捉え、左翼ブルペンへ2ランを放った。チームは競り負け3連敗も、序盤で一気に3点が入った。

<3>大谷の二刀流への好影響 大谷は6月16日に投手復帰して以降、投打で同時出場する日もトップバッターを務め、本拠地の試合では投げ終えた後にマウンドからベンチ前で打者の準備を行い、打席へ向かう姿が話題となっていた。打順が2番になることで、ロバーツ監督は「登板日やその翌日にしても、先頭で打席に立つために急ぐ必要がなくなる。これは、効果的だと思う」と話した。

大谷は今季、登板日と翌日の合計9試合で35打数6安打の打率1割7分1厘、1本塁打、7打点と結果が出ていない。打順変更が二刀流大谷にも好影響をもたらすか。21日(同22日)、6度目の登板となるツインズ戦が注目される。

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