ロバーツ監督「２番大谷翔平」を評価「チームが求めていることをよくやってくれている」

ドジャース対ブルワーズ　3回裏ドジャース2死一塁、2点本塁打を放つ大谷。手前は一走ベッツ（撮影・垰建太）

＜ドジャース5－6ブルワーズ＞◇20日（日本時間21日）◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手（31）が2戦連発となる34号2ランを放ったが、2試合連続で空砲となった。この日はトップバッターではなく、昨年6月16日以来、399日ぶりとなる「2番DH」で出場。3回の第2打席、2死一塁から左腕キンタナのツーシームを捉え、左翼ブルペンへ運んだ。

2番打者を務めていたムーキー・ベッツ内野手（32）を1番に変更し、打順のテコ入れを行った一戦。大谷が2ランで勢いづけたが、ブ軍の反撃を食らい、チームは前日に続いて1点差で競り負けた。ロバーツ監督は大谷の打撃について「素晴らしかった。彼のスイングはとてもいい状態。逆方向に飛ばして、終盤には四球も選んだ。ただ引っ張ろうとせず、チームが求めていることをよくやってくれている」と評価した。

チームは後半戦スタートから3連敗。ブルワーズに対しては今季6戦全敗となった。対戦カードが変わり、21日（同22日）からツインズとの3連戦。その初戦で大谷が先発する。同監督は予定通り、投球回3イニング想定の見通しを改めて示した。