
<巨人-阪神>◇21日◇東京ドーム
東京ドームで屈辱の“花火大会”を開催された。巨人井上温大投手(24)が、阪神打線に3本塁打を浴び、5回10安打5失点でKOされた。
2回、先頭打者の6番小幡に1ストライクから高めの144キロを右翼席に運ばれ、先制点を献上。1点ビハインドの3回1死一塁から、再び小幡に初球の高めの144キロを右中間席最前列に運ばれた。
3点ビハインドの5回には、通算1000安打を達成した大山に高めに浮いたスライダーを左中間席に運ばれた。3本の本塁打ともに、高めに浮いた失投だった。
井上にとって、被安打10はプロ入りワースト。降板後、井上は「大事な試合を作れず、申し訳ないです」と悔しさをにじませた。
対する阪神の伊藤将司投手(29)は、両コーナーを丁寧に突きながら、低めにボールを集め、打線は手玉に取られた。