筑波大からデンマーク１部ブレンビー加入の内野航太郎、開幕戦デビュー 福田翔生は出番なし

筑波大時代の内野航太郎（2024年7月撮影）

デンマーク1部リーグ開幕節で20日、筑波大からブレンビーに加入したFW内野航太郎（21）がシルケボー戦で2－0の後半22分から出場し、リーグデビューを果たした。チームは3－0で白星発進した。同じく今夏にJ1湘南ベルマーレから移籍したFW福田翔生（24）はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

内野はJ1横浜F・マリノスユース時代に高校年代最高峰の高円宮杯U－18プレミアリーグの東地区で得点王に輝いたが、筑波大へと進学。昨年4～5月にはパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU－23アジア杯に大学生で唯一メンバー入りし、5試合1得点で日本の五輪出場に貢献した。

ブレンビーの強化担当に「同世代の日本選手の中でも屈指の才能を持つ選手で、非常にエキサイティングな若手ストライカー」との評価を受け、大学卒業を待たずに海を渡った。

「すぐに先発をつかむくらいの勢いでアピールし、開幕からゴールを取れるように準備していきたい」と意気込んでいた開幕戦。ゴールに絡むことはできなかったが、日本期待のストライカーは新天地で第一歩を生み出した。