
J1アルビレックス新潟は21日、MF小原基樹(25)がJ1サンフレッチェ広島から期限付き移籍で加入すると発表した。期間は2026年1月31日まで。背番号は14に決まった。クラブを通じて「新潟をJ1に残留させることだけを考えて、全力でプレーします」とコメントした。
愛知県出身の小原は東海学園大在籍中の21年に特別指定選手としてJ2愛媛でJリーグデビュー。23年にJ1広島に完全移籍し、同年はJ2水戸に期限付き移籍して40試合の出場で6得点4アシストを記録した。170センチと小柄だが、左サイドからの鋭いドリブル突破を武器にチームの攻撃に勢いをもたらした。24年にJ1広島に復帰し、天皇杯の2回戦バレイン下関ではハットトリックを達成。今季はリーグ戦2試合の出場にとどまっていた。
最下位に転落した新潟は6月以降、5人の主力が他チームに移籍したが、MF植村洋斗(磐田)DF舩木翔(C大阪)MF島村拓弥(柏)MF白井永地(柏)に続き今夏5人目の補強となった。小原は26日からチームに合流する予定。