【日本ハム】宮内春輝、逆境乗り越え2度目の支配下復帰「優勝に貢献できるように初心を忘れず」

日本ハム宮内春輝（2025年2月撮影）

日本ハムは18日、育成選手の宮内春輝投手（28）と支配下選手契約を締結したと、発表した。背番号は97に決まった。

宮内は球団を通じ「1軍の優勝に貢献できるように、初心を忘れず、気を引き締めて頑張っていきたいと思います」とコメントした。

明星大から日本製紙石巻を経て、22年ドラフト6位で入団。1年目の23年は15試合に登板し、5月5日の楽天戦で救援登板してプロ初勝利を挙げたが、同年の秋季キャンプで左膝前十字靱帯（じんたい）を断裂し、その後に育成契約となった。昨季、支配下契約を勝ち取るも、再びオフに育成契約となっており、2度目の支配下復帰となる。

今季はイースタン・リーグ17試合に登板し、防御率1・65と好調。横手投げからの力強い直球が武器で、16回1／3を投げ20三振を奪っている。1軍は現在、首位を快走中で、崖っぷちからはいあがってきた新たなリリーフ戦力を加え、さらに勢いをつける。