
<ヤクルト3-2巨人>◇17日◇神宮
巨人が2連敗を喫し、借金「1」となった。3番手の大勢投手(26)が8回2死三塁からヤクルトの代打・宮本に決勝の三塁適時内野安打を許した。
打撃陣は手痛いミスを連発した。泉口友汰内野手(26)は初回2死一、二塁の第1打席で見逃し三振に倒れると、3回無死一、二塁で犠打を試みるもスリーバント失敗。すると、阿部慎之助監督(46)は泉口の交代を決断。3回裏の守備から門脇誠内野手(24)が遊撃に入った。7回には先頭の丸佳浩外野手(36)が右前打で出塁するも、続く佐々木俊輔外野手(25)がバントで走者を進められず。ヒッティングに切り替えたが、遊ゴロ併殺に終わった。
先発の西舘勇陽投手(23)は7回途中2失点の力投を見せたが3勝目はならなかった。「点を取った後の回に2度の失点は反省です。投げているコースは前回より良かったですが、バットに当てられたり、ボールになったりともう一つレベルアップしないといけないと感じました」と唇をかんだ。登板最終回の7回には2死満塁のピンチを招いたところで降板。2番手の田中瑛斗投手(26)が山田を右飛に仕留め「あとは(田中)瑛斗さんにいつも助けても感謝です」とコメントした。