starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【天皇杯】東洋大が史上初J1に連勝!湯之前匡央V弾「走って闘えている。そこが強み」


天皇杯で柏、新潟とJ1勢を連破した東洋大が喜びを爆発させる(撮影・小林忠)

<天皇杯:新潟1-2東洋大>◇16日◇3回戦◇デンカS

天皇杯初出場の東洋大(アマチュアシード)がJ1を連破した。相手ホームに乗り込んでアルビレックス新潟に2-1で勝利。大学勢が同一年度にJ1相手の2連勝を収めるのは史上初。1-1の後半12分に背番号10の湯之前匡央(21=4年)が決勝点を挙げた。J1勢は、東アジアE-1選手権(韓国)から帰国した日本代表勢が即登録された広島がJ2藤枝に5-2。川崎FはJ3の相模原に0-0(PK1-3)で敗れた。4回戦8試合は8月6日に行われる。

   ◇   ◇   ◇

昨季インカレ王者の東洋大が、初出場で、またもジャイアントキリング(大物食い)をやってのけた。0-0の前半追加タイム2分に先制。FW村上が、柏への加入が内定している主将DF山之内の左クロスを、右足で押し込んだ。「素晴らしいクロスが来たので押し込むだけだった。(居残りで)練習している形の通りだった」と胸を張った。

後半開始早々の4分に追いつかれたものの、わずか8分後に勝ち越した。後半12分、MF湯之前が新潟DF森のバックパスをかっさらい、GKを冷静にかわして、左足で決めた。堂々の16強入り=4回戦進出だ。

2回戦でも格上を倒していた。6月11日の2回戦でJ1の柏に勝利。当時リーグ4位で、現在は首位に立つトップのクラブを、延長戦の末に2-0で破った。

大学勢がJ1に勝つのは前回大会の2回戦で、筑波大が当時J1首位の町田を食って以来10度目だった。それにとどまらず、東洋大が自ら2戦連続11度目を達成。この日も、最後は新潟の猛攻を受けてポスト直撃シュートなどを浴びたが、村上は「めっちゃハラハラしたけど、運が味方してくれた。次もまた新しい歴史をつくれるように頑張りたい」と自信を深めている。

決勝点の湯乃前が「自分たちのチームは走って闘えている。そこが(J1勢に通用している)強みかな」と言えば、井上監督も「J1のクラブと、お客さんが入ったスタジアムで戦うことで彼らから引き出されるものを感じる」とアドレナリンを有効活用した。大学最強が旋風の中心にいる。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.