
<天皇杯:新潟1-2東洋大>◇16日◇3回戦◇デンカS
天皇杯初出場の東洋大がJ1連破した。0-0で対等に渡り合った前半のアディショナルタイム2分、FW村上力己が先制。後半開始早々の4分に追いつかれたものの、その8分後に堂々と勝ち越した。
後半12分、背番号10のMF湯之前匡央が新潟DF森のバックパスをかっさらって、左足で決めた。強い。本物の実力を示した。
2回戦でもジャイアントキリングを起こしていた。6月11日の2回戦でJ1の柏レイソルに勝利。当時4位で現在は首位に立つ、格上の中でもトップのクラブを相手に、延長戦の末に2-0で勝っていた。大学のJ1連破は史上初となる。
大学生チームがJ1に勝ったのは前回大会の2回戦で、筑波大が当時J1首位のFC町田ゼルビアに、PK戦の末に勝利して以来10度目だった。