
<MLBオールスターゲーム:ア・リーグ6-6ナ・リーグ>◇15日(日本時間16日)◇トゥルーイストパーク
オールスター戦の決着はホームランダービーに持ち込まれ、ナ・リーグが勝利した。
9回を終わって6-6の同点。延長戦は行われず、両チームの監督が3選手ずつ指名してホームランダービーを行い(1人3スイング)、合計本数が多いチームが勝利となる。
ア・リーグとナ・リーグが交互に打席に立ち、ア・リーグの2人目が終わってアが3-1とリード。すると次のナの2人目、フィリーズのシュワバーが3本を放って4-3と逆転し、アの3人目、アランダが0本に終わって決着した。
ナの3人目として打席に立つ予定だったメッツのピート・アロンソ内野手(30)が試合後にインタビューに応じ「素晴らしいエンディングだった。打席に立つ準備はできていたけど、とにかく最高のラウンドだったよ」と、異例のホームランダービーに興奮冷めやらぬ様子。試合では3回途中の守備からフリーマンに代わって一塁に入り、2-0の6回には3ランを放ってリードを広げた。「球が甘く入ってきて、しっかり捉えることができた。良いスイングができたよ」と振り返った。
メッツは首位フィリーズと0・5ゲーム差の地区2位でシーズンを折り返した。後半戦に向けて「最高の状態を保てるように心がけ、なんとかチームの勝利に貢献したい」と抱負を口にし、日本のファンには「日本のメッツファン、いつもサポートをありがとう。感謝しています」とメッセージを送った。