元メジャー投手で日本でもプレーしたダン・セラフィニが義父殺人で有罪判決 共犯は妻の友人

ダン・セラフィニ（2007年撮影）

元メジャー投手で日本でもプレーしたダン・セラフィニ（51）が15日（日本時間16日）、殺人で有罪判決を受けたと複数の米メディアが伝えた。計画的な殺人など最も重い罪に適用される「一級殺人」で、量刑は8月18日に決まる予定。

セラフィニは2021年6月5日、カリフォルニア州に住む妻の父を銃で殺害、義母にはケガを負わせた容疑で起訴されていた。義母は事件の際には一命を取り留めたが、1年後に自殺したという。同容疑者と義父は事件直前まで、130万ドル（約1億8900万円）規模の農場改築について意見が合わず、対立が深刻化していたという。共犯者の女性も起訴されており、その女性はセラフィニの妻の友人でセラフィニとは恋愛関係にあり、妻もその関係を了承していたという。

セラフィニは92年にツインズからドラフト1巡目で指名されてプロ入りし、96年に同球団でメジャーデビュー。7年間で通算15勝16敗、1セーブ、防御率6・04だった。04年からロッテ、06年からオリックスでプレーし、日本では通算84試合に登板、18勝17敗、防御率4・13だった。