
<MLBオールスターゲーム:ナ・リーグ6-6ア・リーグ>◇15日(日本時間16日)◇トゥルイストパーク
MLBオールスターゲームが16日、テレビ朝日系で午前9時から生中継され、世帯平均視聴率が7・0%だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均視聴率は3・6%だった。
ドジャース大谷翔平投手はナ・リーグの「1番DH」で先発出場。
ドジャース山本由伸投手、エンゼルス菊池雄星投手もオールスター戦恒例のレッドカーペットショーに登場、オールスターゲームでもベンチ入りした。
大谷は2打数1安打。第1打席は昨季投手3冠でサイ・ヤングを獲得した左腕タリク・スクバル投手(タイガース)と対戦。カウント1-2から外角低めのスライダーを拾い、中前に弾む安打とした。第2打席は2-0の2回2死二塁で、ヤンキースの左腕ロドンと対戦。カウント2-1から高めのスライダーをポール際への大ファウル。5球目の直球を引っかけて一ゴロに倒れたが、オールスターを盛り上げた。
試合は史上初となる本塁打競争で決着がついた。9回を終え、6-6の同点。22年から導入されていた「スイングオフ」のルールを初めて採用した。両リーグの監督が3選手ずつ指名。1人3スイングのみで、合計の本塁打数を争う形となった。ナ・リーグは2人目のシュワバー(フィリーズ)が3球全て本塁打を放つ活躍で、4-3での勝利に貢献。シュワバーは思わぬ形でMVPを獲得した。