
<阪神2-3中日>◇15日◇甲子園
阪神が延長戦の末に2カード連続で初戦に敗れ、連勝を2で止めた。2位巨人の試合が中止となったため、ゲーム差は9に縮まった。2-2で迎えた延長11回、6番手島本浩也投手(32)が1死から細川、ボスラーに連続で二塁打を浴び、決勝点を許した。
昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物(プレート)除去術」を受け、275日ぶりの1軍登板となった阪神高橋遥人投手(29)は、6回4安打2失点(自責1)で復帰戦勝利をつかめず。それでも復活の兆しを見せる好投となった。
阪神藤川球児監督の一問一答は以下の通り
-高橋が今季初先発だった
「ボールはすごく戻っているし、長いリハビリだったと思うんですけど、素晴らしいボールがいっていましたね」
-それだけに4回の2つのエラーがもったいない
「もちろん、そうですね。これはやっぱり常々言っている全体のところですからね。ピッチングコーチを含めて全体で練習をするだけですね。ゲームを意識してね」
-高橋は次回も期待できる
「まあまあ回復ももちろんありますし、ボール自体も非常に強いですし、本当に良かったと思いますけどね」
-今後は間隔を空けながらか
「それもまた、全員で話してからになりますね」
-登板しなかった岩崎と石井は休ませる判断だったか
「そうですね。他の投手で十分にいけるという判断のもと、でしたね」
-中継ぎも応えた
「そうですね。必死に応えようとして、(失点は)全体で1点ですからね。でも、戦い続けるというかね。それはみんなが出て行かなければいけないですから」