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糸井嘉男氏、野手転向で危機感「プロ野球選手終わるって」試合後室内で1000球打ち込んだ過去


糸井嘉男氏(2025年2月24日撮影)

巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(50=日刊スポーツ評論家)が15日までに公式YouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」を更新し、日本ハム、オリックス、阪神で活躍した糸井嘉男氏(43)とのコラボ動画をアップした。

通算1755安打、6年連続の打率3割超えで「超人」と呼ばれた糸井氏だが、入団から2年間は投手として芽が出ず、野手に転向したきっかけを明かした。

投手時代は苦しんだ。クイックが苦手だった糸井氏は「クイックは1・2秒以内に投げろ」という教えを忠実に守ろうとするあまり「1・2、1・2…て数えながらセットポジションでやってたら『どこから動いたらええんや…』ってパニックになって」とイップスのような形になってしまったと振り返る。

そこから野手転向のきっかけをつくってくれたのは当時GMの高田繁氏(79)だった。トレーナー室で笑い飛ばすように「ハッハッハッ糸井くん使えないよ~」と野手転向を勧められた。すると「1週間あげるから投手を続けるのか野手をやるのか決めなさい」と伝えられた。いきなり決断を迫られた糸井氏は「はあ?」と野手をやるイメージがなかったため、しばらく悩んだという。だが新しい舞台に挑戦すべく「ダメだったら投手に戻るっていうのはもう消して、挑戦しよう」と野手1本で生きていくことを決めた。

そう決断できた背景には、現日本ハム監督の新庄剛志氏(52)からの一言があった。ルーキーイヤーだった04年は、新庄氏がメジャーからNPBに復帰して日本ハムへ入団した年。「同期入団なんで」と10歳差ながら仲よさげに語る糸井氏は「新庄さんはキャンプの時に僕の走り方を見て『糸井くん野手やってみれば?』って軽い感じでしたけど」と外野手の名手に言われた一言が印象に残っていた。野手転向を悩んでいた際「それがピって脳裏に浮かんだというか。多少の後押しになったのは間違いないですね」と人生を左右する決断に至った背景を語った。

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