
<阪神2-3中日>◇15日◇甲子園
中日が接戦をものにして、今季2度目の5連勝を飾った。今季の対阪神戦はこれで6勝5敗。独走している阪神に勝ち越しているのは中日だけだ。
この日の試合で収穫はあった。右肩のコンディション不良で離脱していた中日柳裕也投手(31)が約3カ月ぶりの1軍戦復帰登板を果たした。
初回2死一、二塁から阪神大山に三塁線を破る先制の適時二塁打を許したものの、以降は粘りの投球。5回4安打4三振1失点で降板した。
4月23日巨人戦(東京ドーム)で右肩のコンディョン不良を訴え、翌24日に出場選手登録を抹消。2軍戦4試合の登板を経て、約3カ月ぶりに1軍戦で登板。4月16日広島戦(マツダスタジアム)以来、3カ月ぶりの勝ち星はつかめなかったが、先発としての役目は果たした。右腕の復活はチームにとって大きなプラスだ。