【DeNA】積極打法で天敵KO！三浦監督「よくつないだ」２死走者なしから桑原→佐野→牧→宮崎

DeNA対巨人　お立ち台で笑顔を見せる左から、DeNAジャクソン、佐野、宮崎（撮影・宮地輝）

＜DeNA4－3巨人＞◇13日◇横浜

DeNAが、巨人先発の赤星を3回4失点でKOし、巨人戦の連敗を6で止めた。2点を追う3回、2死から桑原が左前打で出塁。佐野が同点の7号2ランを放ち、宮崎の適時打で勝ち越した。宮崎は「桑原、佐野、牧の勢いそのままに次につなぐ意識で」とコメント。三浦監督は「2アウトランナーなしからよくつないだ」と評価した。

持ち前の思い切りの良さと積極打法で攻略した。3回は桑原が2球目、佐野が3球目、牧が2球目を安打。宮崎はいつものようにボールを選びながら、5球目を右前に運んだ。赤星とは試合前時点で今季2試合で0勝1敗、計13回2／3で無得点だったが、強打者をそろえるDeNAらしくスイングを仕掛け、4連打で3点を奪った。

リーグ戦再開後、金曜、土曜、日曜の試合は8連敗中だったが、「魔の週末」の連敗もストップした。2位巨人との差を1ゲームに縮め、単独3位に立った。シーズン前半戦最後の本拠地横浜スタジアムでの一戦で、持ち味の爆発力を発揮。首位阪神とのゲーム差は10・5だが、「横浜反撃」につながる白星を挙げた。【久保賢吾】