
<DeNA0-3巨人>◇12日◇横浜
巨人が久々の快勝で2連勝を飾った。
速攻で試合の主導権を握った。初回、先頭の丸佳浩外野手(36)が右翼線への三塁打を放つと、5月1日広島戦(東京ドーム)以来のスタメン起用となった2番佐々木俊輔外野手(25)の中堅フェンス直撃の適時二塁打で試合開始からわずか2分で先制。佐々木は「先制のチャンスだったので何とか丸さんをかえすことだけ考えて打席に入りました。先制につながり良かったです」と喜んだ。その後も打線がつながり初回に3点を奪った。
投げては先発のフォスター・グリフィン投手(29)が球団の外国人記録に並んだ。先発して7回途中4安打無失点。この日も危なげない投球を見せ、巨人では06年パウエル、09年ゴンザレス、16年マシソンに並ぶ開幕6連勝をマークした。
試合後、阿部監督は好投したグリフィンについて「いや、もう完璧だったんじゃないですかね。途中ちょっと自打球当たってバランス崩して最後代えたんで。よく頑張ってくれた」とたたえた。また、この日支配下登録選手となると、1軍合流即スタメンに抜てきしたマレク・フルプ外野手(26)は4打数無安打に終わったが、同監督は「まあこれからですよね」と話した。
チームは6月29日DeNA戦(東京ドーム)から前日まで10試合続けて1点差以内で決着していたが、この日は終始試合を優位に進めた。